山で暮らす警戒心の強い小動物・マーモット
はじめに
あなたは人見知りにお悩みではありませんか?

人見知りって生きづらいですよね。
断言しますが、地球は明るくて社交的な人間を中心に回っています。
- 「誰とでも仲良くしなさい」
- 「明るくて元気なことは良いこと」
- 「心を開いて話しましょう」
発言力のある非・人見知りの方々がこのような価値観を一般的にしたことにより、人見知りの方は後ろめたい思いをされているのではないでしょうか。
ライターの自己紹介

私は「あきら」と申します。年齢は30代の男性。“人見知り歴=年齢” の人生を送ってきました。
これまで何度も人見知りを克服しようとトライしてきましたが、うまくいかず自暴自棄になる繰り返し。
子供のころは、勉強もスポーツも人より得意で割とイケメンの部類だったので(笑)人生勝ち組確定かと思いきや、人見知りな性格の自分に自信を持てず、失敗・挫折の繰り返しの人生でした。
ところが人見知りの自分を受け入れることを意識してからは、ストレスや悩みがなくなり、自分に自信が生まれ、人生が一気に楽になりました。
今では、人見知りな自分を理解してくれる、大好きな奥さんと結婚することもでき、幸せな人生を送っています。
人見知りのための情報サイトを作りました

そんな私が、人見知りの性格に悩む多くの方に向け、実体験から分かった人見知りの生き方のコツを共有いたします。
世の中には「人見知りを克服する方法・治し方」などの薄っぺらい情報が溢れています。はっきり申し上げますが、人見知りは簡単には治りません。そもそも病気ではないので治す必要はありませんよ。
まずは人見知りを理解して、上手に付き合っていく方法を一緒に考えていきましょう。
そもそも人見知りとは?
人見知りの意味

人見知りとは、従来の意味としては以下のように子供の様子を指す言葉です。
“子供が見馴れぬ人を見て泣き、はにかみ、または嫌うこと。”
岩波書店『広辞苑』より
しかし、大人になっても同様に、初対面の人や久しぶりに会う人に対して警戒をし、うまく打ち解けられない人も多く、今ではそういった大人の様子も人見知りと呼ばれています。
人見知りの類義語・対義語

類義語(言い換え)
人見知りという言葉に似ている言葉を紹介いたします。“厳密には定義が違う”という方もいらっしゃいますが、特徴・傾向等はかなり似ている言葉です。
- 内向的
- 内向型
- 内気
対義語(反対語)
逆に人見知りの真逆の言葉をご紹介いたします。人見知りでお悩みの方は羨ましいと思われる方も多いのではないでしょうか。
- 社交的
- 外交的
- 人懐っこい
人見知りの特徴
人見知りの特徴について詳しく解説いたします。人により個人差がありますので当てはまるものとそうでないものがあると思いますが、傾向として多いものをご紹介いたします。
思考・考え方の特徴

恥ずかしがり屋・シャイ
人前に出でたり、知らない人に声をかけたりする際、恥ずかしくなり居心地が悪くなります。そういった機会があっても伏し目がちになったり、声が小さくなったりしてしまうことが多いです。
警戒心が強く、心を開きづらい
人見知りの人は他人を寄せ付けないような雰囲気が漂っています。伏し目がちであったり、目を合わせるのが苦手だったりと、周囲からもとっつきづらいという印象を持たれることは多いです。また、他人のことをあまり信じない傾向も強いといえるでしょう。
周囲の目を気にしがち
何をするにしても人の顔色を窺ってしまう傾向が強いです。自分だけが周囲と違うことをするということに対して、抵抗感を覚えることが多いでしょう。
大人数が苦手で、少人数や一人での行動を好む
大人数の会合・パーティー・飲み会などではとにかく緊張し強いストレスを覚え、居心地が悪くなります。一方で気の合う仲間と少人数でいる時や一人でいる時はリラックスして楽しむことができます。
完璧主義
何か課題が与えられた際にしっかりと準備をしないと臨めない方も、人見知りの人に多いのではないでしょうか。また、アドリブで何かをするとことも非常に苦手です。
行動・しぐさの特徴

目線を合わせない
人と話すときに目を合わせることが苦手で、伏し目がち。
声が小さい
自信のなさが表れ、声が小さくなりがちです。
腕を組みがち
人に対する警戒心から、無意識に腕を組んでガードをしてしまいます。
おどおどする、もじもじする
緊張してしまい、人によっておどおどしたり、もじもじしたりと、挙動不審に見えがちです。
猫背
人の目線を合わせないにも通じますが、下を見る癖がつくことで猫背になりがちです。
人見知りの短所・長所
人見知りの特徴についてご説明いたしました。一見ネガティブなものが多く、短所ばかりに見えてしまいがちです。しかし、物事には一長一短があります。短所と長所に切り分けて解説いたします。
短所(デメリット)

初対面の人とうまく話せない
初対面の人と接する機会はとても多く、重要な場面であることも多いです。初めて会う人とうまく打ち解けられないの人見知りの人は損していると言わざるを得ないでしょう。
行動力が弱い
すぐに実行に移せる行動力が良い方向に向かうことは多いです。しかし、周りの目が気になる人見知りの人は、考える前にまず行動してみるということが苦手です。
友達・知り合いの数が少ない
世の中は人脈が重要と言われることも多く、人とのつながりの中から思わぬチャンスが得られることも多いです。必然的に友達・知り合いの数は少なくなる人見知りは、そういった機会は少なくなりがちです。
長所(メリット)

人から信頼されやすい
多くの人に対し積極的に交流できる非・人見知りの人は一見、誰とでも仲良くできる人に見えるかもしれません。しかし、軽い人と見られることも多く、そういった人は信頼しづらいという人も多いです。
一方で、人見知りは口数も少ないため重みがあると見られることも多く、信頼されやすいのは人見知りタイプと言われています。責任感を持って取り組むことができる人見知りタイプは、重要な仕事やポジションを任されやすいといえるでしょう。
物事を細かく・深く考えられる
短所として挙げた行動力の弱さの反面、人見知りはしっかりと状況を観察し何事も深く・細かく考えることが可能です。
この力は特にビジネスの場面で求められることが多いです。例えばモノや建物・サービスを作る時やITのプログラミング等でも緻密な設計は必要で、この細かく深く考えられる力が発揮されやすい仕事と言えるでしょう。
仲間を大切にする
人見知りの人間関係は広く浅くではなく狭く深くが特徴です。その分、仲間意識が強くなることが多く、周囲の人々を大切にすることができます。
例えば、家族や恋人・気の合う友人を、裏切ったり関係を疎かにしたりすることは少ないでしょう。これは一見普通のことかもしれませんが、誰もが当たり前にできることではなく、人見知りの人が信頼されやすい所以と言えるかもしれません。
聞き上手になりやすい
人見知りは一般的に自分のことを話すことが苦手な人が多く、聞き役に回ることが多いです。そのため聞き上手になれる可能性が高いといえるでしょう。ただし、心を許せる仲の良い人に対しては自分のことを話すことが多い人見知りの方もいらっしゃるので、あくまでも傾向として捉えてください。
話し上手と聞き上手だと、話し上手の方が人気があるように見えます。しかし、しっかりと相手の話を聞き、相手を理解してあげられる聞き上手は、誰からも愛されます。
なお、人見知りだから簡単に聞き上手になれるわけではありませんが、人見知りの人は聞き上手を目指すことを強くお勧めいたします。
人見知りの割合・人見知り診断
人見知りの割合

日本人の人見知りの割合に関する調査は多くありますが、多くのデータで約50~70%が人見知りと答えていました。
実は多くの人が人見知りと感じているようですね。ただし、人見知りの程度は人それぞれ、初対面の人に緊張してしまうのは本来人間に備わっている防衛本能ですので、程度の軽い人も人見知りと回答している可能性があります。
人見知り診断・チェック
後日、コンテンツを用意予定です。
人見知りの原因

人見知りは本来、子供時代の症状であるとお伝えいたしました。人見知りをする子供が少しずつ他人と交流を持つことで、段々と周囲に対する恐怖心が解けて人見知りをしなくなると言われています。
では、なぜ大人になっても人見知りをしてしまう人が多いのでしょうか。その原因について解説をいたします。
考えられる4つの原因
原因① 過去に人間関係でショックを受けトラウマになった
人見知りは他人に対する恐怖心から起因していることが多いです。例えば、過去に家族や友人などからいじめなどを受けそれがトラウマになり、相手を気にしすぎたり嫌われるのが怖くなってしまったりして、大人になっても人見知りが残ってしまう人もいます。
原因② 自分に自信がない
単純に自分に対する自信のなさが人見知りなることも多いです。例えば「太っているから」「活舌が悪いから」等、何かしらのコンプレックスを抱え、その影響で「どうせ自分なんて…」と自己評価が低くなり、他人が怖くなることで人見知りになってしまうケースです。
原因③ 親の教育に影響された
子供時代に親からの教育によって人見知りになることも多いです。厳しすぎるしつけを受けたり、褒められる数が少なかったりした場合、自尊心の弱い性格が形成されていきますので人見知りになりやすくなるでしょう。
原因④ 両親からの遺伝
単純に両親の性格が遺伝したと考えられることもあります。人の性格は後天的なものだけでなく、先天的な遺伝子等の影響を受けますので、両親から人見知りな性格が遺伝したと考えることもできるでしょう。
大切なことは原因ではなく、これからどうするか
様々な原因の可能性を考察してきましたが、ここで一番お伝えしたいことは、「過去や原因ではなく今、そして未来をどう生きていくか」ということです。
どんな原因であろうと、その原因のせいにして悔んだところで、人見知りな性格は変えられません。大切なことはこれからどう生きていくか。
冒頭でもお伝えいたしましたが世の中は人見知りな性格の人が生きづらいことも多く、損な役回りと思いがちです。しかし、人見知りの生き方にはコツがあり、それを意識するだけで余計な悩みやストレスがなくなり、自分らしく生きることが可能ですよ!
人見知りの生き方のコツ

それでは人見知りの人間がどのように生きていくべきか、そのコツをお伝えいたします。
結論から言いいますと、自信を持って「自分は人見知りです。なので、このような生き方をしています。」と、迷いのない生き方をすることだと思っています。
もう少し具体的に、重要な考え方をご説明いたします。
克服しようとしない・直そうとしない

大人になって人見知りは簡単に克服したり、直したりすることは難しいです。人見知りは本来のあなたの性格であり、性格は簡単に変えられるものではありません。短気、せっかち、おせっかい、人には様々な性格がありますが、その性格が大きく変わった人を見たことありますか? きっと多くはないはずです。
人見知りの性格を変えたいと思う人が多いのは、繊細で人間関係に疲れやすく損な役回りになりがちだからでしょう。人見知りは決して悪いことではありません。むしろ、周りを気遣える気高い性格であるとさえ私は思っています。
人見知りを克服しようとするのではなく、まずはそんな性格を受け入れることから始めてみませんか。
無理をしない・苦手なことはしない

あなたは自分の手の届かない高い場所にある物を、梯子を使ったり、背の高い人に取ってもらったりすることに抵抗感はありますでしょうか? きっと物理的に分かることには抵抗感なく、できないことに対して自分に無理をせず、道具や他人の力を借りるはずです。
しかし、性格のような目に見えないものにどうでしょう? 自分ができる範囲のことを簡単に理解することができず、無理をしてしまいがちです。人見知りの場合は、初対面の人に話しかけたり、社交的な大人数のパーティーに参加したり等を無理して頑張っていないでしょうか。
無理をしたり、苦手なことをしたりした場合、「自分はなぜこんなこともできないんだろう」と自己肯定感が低くなり、自分に自信がなくなってしまいがちです。
自分の得意なこと・やりたいことをやる

一つ ↑ の「無理をしない・苦手なことはしない」の逆の発想になります。
自分の得意なこと・やりたいことをやり続けると自己肯定感が高まり、自信がみなぎってきます。そして、自分に自信がある領域では他人の目を気にせずに集中できますので、余計な人間関係に悩むことは少なくなるでしょう。
人間、得意なこと・やりことをやり、活躍しているときが一番輝いているときです。そのためにも短所を改善する発想より、長所を生かす・伸ばすという発想をすることが非常に大事です。
壁を作っていることを自覚する

ここまで無理をせずに、自分の得意なことをやっていきましょうとお話をしてきました。しかし一方で、その発想は新しいことへの出会いや挑戦する機会を持つ可能性を狭めている可能性があることも同時に理解しましょう。
新しいことへの挑戦は自己成長には必要ですし、思ってもみないことが自分の得意分野と気づくこともあります。少し矛盾するかもしれませんが、自分がやったことないこと、苦手と思うことにも意識的に挑戦してみましょう。
他人と比較せず、過去の自分と比較する

新しいことへの挑戦をしましょうとお伝えいたしましたが、同時に自分が今できる範囲をしっかりと把握し、他人ではなく過去の自分と比較することが重要です。
自分のできる範囲を広げようと挑戦した際に、うまくいったのであればしっかりと自分を褒め、うまくいかなかった際も挑戦した自分を認めてあげましょう。
人はどうしても他人と比較しがちです。特に人見知りは完璧主義な人も多く、何事もできるようになりたいと思いがちではないでしょうか。他人は他人、自分は自分です、他人ができることが自分にできなかったとしても落ち込む必要はありませんよ。
自分の居場所は自分で作る

心を許せる友達や家族は、人見知りにとって本当に大きな存在です。ですが、その関係も不断の努力がないと簡単に関係性が希薄になったり壊れてしまったりする可能性はあります。
そうならないためにも大切な人との人間関係においては、自分から会う機会を作ったり、相手に対して価値を与えられるように努力をしましょう。自分の居場所は自分で作るという、自己責任の意識が非常に重要です。
人見知りの人生・ライフイベントのポイント

人見知りの人生について、各ライフイベントごとのポイントを私の実体験からお伝えいたします。大人になった今だからこそ、あの時はこういう選択をしていればよかったなと思うことはたくさんあります。
人見知りはいつから始まる?
繰り返しになるが、本来人見知りという言葉は子供の症状を指す言葉です。基本的には生後間もない、赤ちゃんの頃から人見知りが始まります。
赤ちゃん

一般的には、赤ちゃんの人見知りは生後6か月ころから12か月ごろに人見知りが始まり、2歳ごろになると落ち着いてくると言われています。自分のママやパパと他人の顔の区別がついてきた頃に、見知らぬ人に対して怖くなったり、警戒したりをするのです。
ほとんどの赤ちゃんが人見知りをすると言われ、それが人の顔を区別できるようになった成長の目安ともされています。また、いろいろな人と接する機会を持つことで段々と人見知りが軽くなっていくと一般的には言われています。
学校生活
保育園・幼稚園

赤ちゃんの頃の人見知りが落ち着くと考えられる、保育園や幼稚園に入る2~5歳くらいの幼児でも人見知りが残っている子は少なくないようです。
初めての集団に属することなので最初は環境に慣れずに人見知りをしてしまいますが、少しずつ集団が味方であることを認知し人見知りをしなくなることも多いようです。
小学校

小学生くらいになると人見知りをする子もかなり少なくなってきます。小学生になっても子供が人見知りだと、これまでは「お年頃だからしょうがない」と考えていた親も、心配をしたり叱ってしまったりしてしまう人も親も多いようです。
子供同士の人間関係では、低学年では席や家が近いこと一緒にいることが多いですが、高学年になるにつれて自分の気の合う子と一緒にいることが増えてきます。
中学校

中学生から多くの子が部活動に所属し、自分の意志で所属する団体を選ぶようになります。部活動ではいわゆる上下関係を初めて経験するのもこの頃。様々な矛盾や理不尽さと直面しながら、多くのストレスを抱える時期です。
また、体も成長が進んでいきますので、精神的にも肉体的にも不安定になり、中学生は思春期ど真ん中になります。
この思春期をきっかけに大人の人見知りをしてしまう人も少なくないです。先輩や異性に囲まれ、自分が周りからどう見られているのかが気になり、他人に対して緊張したり自分が出せなくなってしまったりしてしまう人も多いです。
高校

義務教育が終わり、高校生活が始まります。これまでは地元の中学校に通っていた人は物理的に近い友達が少なくなり、学校における友達作りもリセットになることも多いです。高校生の人間関係において大きな割合を占めるのは「クラス」と「部活動」。
「クラス」では様々な価値観の人が同じ空間で長い間を過ごしますので、自然と自分の価値観に似た友達と一緒にいることが増えてくるでしょう。しかし自分に合った人がクラスにいない場合、簡単に心を開けない人見知りは孤立してしまう可能性もあります。
「部活動」ではある程度共通の趣味・嗜好を持つ人が集まりますので、クラス以上に結束力の高い集団になることも多いです。自分に合った部活選びをして、しっかりと居場所を作りましょう。
大学・専門学校

大学や専門学校に進むと一気に自由が増えてきます。学部や学科、専門などを学ぶことも自分で決めますし、決められたクラスでの活動がほぼなくります。また、サークル活動やアルバイトなども始める人は多いのではないでしょうか。
そういったことから、気がついたら周りに友達がいないという状況になってしまい困惑してしまう人見知りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、これまでは所属する集団が自動的に決められていたため気づかなった人も、自信が初対面の人と話すことが苦手な人見知りと認識する方も多いでしょう。
このような環境下で人見知りが気を付けるポイントは「自分の居場所は自分で作る」です。最初は辛いかもしれませんが、様々なサークル活動、アルバイトなどを始めてみて居心地の良い居場所探しをしてみましょう。
仕事

仕事選びは人生において、非常に重要な要素になります。仕事をしている時間は人生のうちの3割くらいを占めるともいわれています。そんな長い時間を費やす仕事が自分に向いているか向いてないかで人生の幸福度を大きく左右するといっても過言ではないでしょう。
ここでは、人見知りの人が気を付けるべき仕事のポイントについて解説いたします。
仕事選び
これまで何度か、自分の強みが発揮できる領域を探すことが重要とお伝えしてきました。人生において、その考え方が仕事選びで最も重要です。なぜなら、仕事は人生の多くの時間を占めるだけでなく、自身の活躍度によって得られる報酬・対価が決まるからです。
私が考える向いている仕事、向いていない仕事を以下に分類してみました。私もすべての仕事を経験したわけではありませんが、参考にしていただけると幸いです。
向いている仕事

- 企画・マーケティング職
- IT・WEB関係
- 研究職
- ルート営業・コンサル
- 一人でできる仕事
向いていない仕事

- 新規営業
- 接客業
- 販売業
- 芸能関係
就職活動

高校、大学、専門学校を卒業すると多くの人が経験するのが就職活動、いわゆる就活です。企業や法人に対して書類選考や面接を通して、自身が活躍できる人間であることをアピールし内定を勝ち取る、人生の岐路となりうるビッグイベントです。ですが、おそらく人見知りの方はこの就活で苦労する方も非常に多いのではないでしょうか。
私もこの就活に一度失敗しています。選考を落ちては自信を無くしを繰り返し、今後の人生で何がやりたいのかが全く分からなくなり就職浪人しました。翌年には自分のやりたいこと・得意なことを明確にしたことで、志望度の高い企業から内定をいただき、会社でも高い成果を挙げ充実したサラリーマン生活を送れています。
皆様も周りの目を気にして人に合わせがちではないでしょうか? 面接等の慣れない場面で大きな緊張をしてしまうのではないでしょうか? そういった人見知りタイプの就活にはコツがあり、しっかりとした準備が必要です。このあたりは長くなってしまいますので、別の記事で解説したいと思います。
転職活動
就職活動と同様に、書類や面接で企業に対し自分をアピールしていく必要があります。ですが、就職活動とは違うポイントとして、転職活動をするスケジュールは自分で決められるという特徴があります。
時間をかけながら面接に自分を慣らしていくことができる時間的余裕がありますので、時間をかけてコツを掴んでいくことができれば人見知りの方にも決して不利ではないと思っています。
転職活動に関しても少し長くなってしまいますので、また改めて別の記事で解説していきます。
友達作り

人見知りの人にとって友達はできづらい傾向にあると言えます。初対面の人に心を開けなかったり、大人数の集まりで委縮しまったりすると、相手も心を開いてくれなくなることが多くなかなか簡単に仲良くなることはできません。
人見知りが友達作りをする上で重要なことは以下のことだと思っています。
- 心を許せる仲間を大切にする
- 2~4人の少人数の集まりを開催・参加する
- 趣味や特技などの共通点がある人を探す
- 性格が反対の社交的な人に助けを借りる
こちらの友達作りに関しても後日、別の記事で詳しく解説したいと思います。
恋愛・結婚
恋愛

初対面の人に心を開くことが苦手であり、出会いの場でもある大人数での集まりも得意ではない人見知りは、異性と仲良くなりづらく恋愛のチャンスは多くはないと覚悟しましょう。
なぜなら、恋愛においては相手に心を開かせることが必要不可欠であり、周りのことを気にして自分から心を開かない人見知りに対して、相手はとても心を開きづらいためです。
いきなり厳しいことを言ってしまいました。しかし、人見知りが決して持てないことではありません! むしろ普段ミステリアスな人見知りタイプの人が、自分だけに素を見せる瞬間を見せられれば相手に特別感を与えることができます。いわゆるギャップというやつです。
人見知りの人はとにかく自分からデートに誘うということを意識しましょう。最初は緊張して誘いづらいかもしれませんが、一対一であれば周りの目も気になりませんし、しっかりと相手の話を聞いてあげると心を開いてくれるかもしれません。
婚活

自由恋愛より、婚活のほうが人見知りタイプが得意なのではないでしょうか。婚活であれば相手も結婚相手を探している前提ですので、無理に相手を口説く必要はありません、また、結婚を意識した際には、外交的なタイプよりも人から信頼されやすい人見知りタイプの方が求めらる方も多いはずです。
ただし、気を付けて頂きたいポイントは共通の話題です。婚活は同じコミュニティに属していない相手と会話をする必要がありますので、どうしても共通の話題が無くなりがちです。
- 同じ趣味を持っている
- 同じ業界で働いている
- 好きな音楽や趣味が似ている
- 地元が一緒
こういった共通点を持った相手を婚活パーティやマッチングアプリから見つけ、一対一で話す場を作ることが重要です。
結婚

人見知りタイプにとって結婚相手選びで重要なことは、人見知りである自分を受け入れてくれる方を選ぶことではないでしょうか。
夫婦そろって人見知りの場合は、恐らく価値観の違いで衝突する可能性は低く安定した家庭を築くことができるでしょう。ただし、交友関係があまりない家庭になってしまう可能性はあります。
一方で外交的な相手と結婚する場合は、お互いに理解があることが非常に重要になります。二人の生活リズムがずれることが多くなるため、それに対してお互い不満を持たないように相手の価値観を受け入れてくれる関係性が必要になります。
人見知りの有名人

人見知りタイプは表に立つことを嫌いますので有名人にはいないのかと思いきや、実は結構いるんです! 自身で人見知りを公言していたり、話し方等で明らかに人見知りだと分かったりする有名人も数多く存在します。そんな人見知りの有名人をご紹介します。
芸人
若林正恭(オードリー)
人見知り芸人の代表格と言えるでしょう。アメトーークの「人見知り芸人」の会では、楽屋で他の出演者と一緒になっても、心を閉ざしたままペットボトルのラベルを読み込むフリをして会話を避けるなどの人見知りエピソードを披露していました。
バカリズム
若林さんと同じく、アメトーークの「人見知り芸人」で代表格だったバカリズム。一人で黙々と考え込む性格だからこそ、様々なセンスあふれるネタやエピソードトークが生み出されているのかもしれないですね。
松本人志(ダウンタウン)
笑いの神・ダウンタウンの松本人志も間違いなく人見知りタイプでしょう。自分の番組ではイキイキとボケまくる松本さんですが、他番組にゲスト出演した際には“借りてきた猫”状態になっていることが複数回ありました。人見知りタイプが自分の城を持つことがいかに大事かを教えてくれますね。
役者・俳優
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